07 お洒落スポット「裏渋谷通り」。


道玄坂から旧山手通りに抜ける道は、徳川幕府が出来る前から整備されていた「滝坂道」。そのなかで神泉円山を通る部分は花街時代「見番通り」や「三業通り」といった愛称で呼ばれ、朝から見番で練習する三味線の音色が、夜には料亭での宴会の賑わい等が聞こえていました。けれども「三業地」廃止の後は「渋谷三業通り」の名称も無くなり、最近までは「神泉仲通り」と呼ばれていました。

2016年、まちの人々の要望から、3町会(道玄坂上町会、円山町会、神泉円山新栄会)合同の委員会が、道の新たな愛称を公募し、集まった691通から厳正な審査を経て選ばれたのが「裏渋谷通り」でした。

長い歴史をもったこの通りには、和食のお店もいろいろありますが、今、若者の目を引くのは、お洒落なカフェやレストラン。お昼時は、洋食屋さん「キッチン・ハセガワ」(河野さんのお店。下駄の「金丸屋」だったところ)にはいつも行列ができています。古着屋さんなど今どきの服を扱うお店もたくさんあります。渋谷で最も古く、かつお洒落なこの通りを知っている若者はかっこいい。この裏渋谷通りを知らずに、渋谷を語ることはできません。


ガイド目次

01 神泉駅
02 カフェ・ド・ラ・フォンテーヌ
03 弘法湯石碑
04 金井青果
05 芸者階段
06 藤むら
07 裏渋谷通り
08 道玄坂地蔵
09 二つの料亭
10 ホテル街
11 国際的クラブWOMB
12 複合型ライブハウスShibuya O−Group
13 ミニシアター「ユーロスペース」
14 円山児童遊園地
15 国際文化理容美容専門学校
16 まちの元お米屋さん「円神米店」


「音で辿る円山町」は、青山学院大学総合文化政策学部鳥越研究室が2017年に企画編集した円山町を歩くためのガイドブックの内容を「音で辿る」ためのページです。「音」は徐々に増えていく予定ですのでお楽しみに!

まちミュージアムガイドブック東京都渋谷区神泉編
「渋谷の元」をさがして 古くて新しい神泉円山町を 歩くためのガイドブック
編集・執筆・イラスト:青山学院大学総合文化政策学部鳥越研究室
制作協力:つなぐNPO、渋谷区郷土写真保存会
発行:ACL青山コミュニティラボ(東京都渋谷区神宮前5-47-11青山学院アスタジオ2階)